【令和元年台風19号災害支援】
長野県の被災者・被災地の復興支援活動のためにご寄付をお願いします

長野県NPOセンターは、10月12日の発災と同時に、地元長野県における台風19号災害の復旧復興支援活動をしています。

私たちは行政・社会福祉協議会、協働組合等の関係団体と協力・連携しながら、民間ならではの被災者、被災地に寄り添った支援を進めています。

2年前にスタートした「長野県災害時支援ネットワーク」でも事務局団体として、発災直後から県内外から駆けつけていただいたNPO 、ボランティア団体とも連携しながら、被災者支援に尽力しています。そして、今後も、大打撃を受けた地域コミュニティの再生、農業を始めとする産業の復興など、被災前より魅力的な長野県を創るため、太く息の長い取組を持続していく覚悟です。

しかし、それには職員増員、支援拠点確保、情報発信ツール運用などに多くの資金が必要です。
是非、みなさん、温かなご支援・ご協力をよろしくお願いします。

▼寄付金 受付口座
八十二銀行
七瀬支店 普通 562034
長野県NPOセンター災害支援金

11月25日、長野県などとともにNPO等を代表して「ONE NAGANO〜みんなでひとつに がんばろう信州」を宣言しました。

 

 

 

 

▼11月25日 記者会見の内容

2年前にスタートした「長野県災害時支援ネットワーク」でも、発災直後から行政、社会福祉協議会、NPO等の3者連携をスムースにすすめるための役割を果たしてきました。県内外からNPO、ボランティア団体の多くが駆けつけ、避難所運営支援、在宅避難者支援、重機によるボランティア、こどもに対するケアなどそれぞれの得意分野で被災者への支援活動に携わってもらっています。これまで14回の「情報共有会議」を開催して、被災者ニーズや支援活動の全体像を把握、支援活動の調整を行っています。会議参加者はのべ864人、参加団体数は231団 体。この会議から、複数の団体がパートナーシップを組んで進める活動が生まれてきました。災害廃棄物の撤去に関する「ONE NAGANO」のプロジェクトにも主要なNPOが参画されました。互いが協力しあうプロジェクトには、被災地の風景をあっという間に元もどしていく絶大なパワー、そして民間ならではの被災者への誰ひとりとりのこさない温かできめ細やかな支援があることを実感しました。被災者の方が笑顔になったり、安心したという言葉が帰ってくることが、嬉しく励みになっています。

また、JAながの、JAグリーン長野さん、県社会福祉協議会さん、地元農家組合さんと一緒に「信州農業再生復興ボランティアプロジェクト」通称「農ボラプロジェクト」を災害ボランティアセンターとも連携しつつ、11月18日から本格実施しています。果樹畑におおく流れついた災害漂着物の撤去、果樹の根回りの泥除けを主な活動として、これまでに2500人を超えるボランティアの方が集まってくれています。りんごなど全国の一大産地である信州の農家を救う活動に、これほど早い段階で取り組めたことは、全国の方々の多くの力が結集した賜物であります。今後の生業支援の取組にもつながっていくものと感謝しています。

今後は復興支援の段階にNPO などの活動もシフトしていきます。それと同時に県外から活動に入っていた団体は少しずつ活動を終え、長野県から撤収されていきます。今後も引き続き遠隔での支援を受けつつ、中長期にわたる支援活動にはまさに県内のNPO、各種団体、企業の皆様の協力が必要不可欠です。またその支援活動を支える資金への寄付、助成などもお願いしなければなりません。

被災前以上に魅力のある信州を創りだすために、それぞれ得意とするシーズを持ち寄り、一丸となって被災者に寄り添い誰一人取り残さない復興活動に合流いただけたらと切に願っています。

 

ご不明な点がございましたら、以下までお気軽にお問い合わせください。
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