【助成金情報】パタゴニア環境助成金プログラム

 パタゴニアは登山、サーフィンなど様々なアウトドアスポーツのウェアやギアを製造販売する、アメリカに本社を置くアウトドアアパレルブランドです。環境問題の解決や回復にも取り組み、毎年の売上の1%以上を世界の約800の非営利団体に寄付しています。
 本年度のパタゴニア環境助成金プログラムの応募締切日は2025年7月 21日となります。本年度の応募締め切りは1回のみとなりますのでご注意ください。尚、来年度募集は2026年6月以降となる予定です。 
本年は以下のテーマについて先進的な取り組みをされている団体様への助成を増やしたいと考えています。
 また、例年より助成予算が拡大されております。
・有機農業や食糧システムの変革
・海洋の保護・再生


パタゴニア環境助成金プログラム(ガイドラインや申請はこちらから) https://www.patagonia.jp/environmental-grants.html

応募締切: 2025年7月21日(月・祝)
 1団体からの申請受付は1年(毎年5月〜翌年4月)に1回のみとなります。
過去に助成を受けた団体さまについては、原則、前回助成の活動報告が完了している場合にのみ、新たなご申請をいただけますが、報告期限がまだ来ていない場合はその限りではありません。

助成額: 5千ドル~2万ドル(75万円~300万円 ※1米ドル/150円換算の場合)

送金時期: 2025年11月~12月頃

助成プロジェクト期間: 助成契約書内のプロジェクト開始日(通常は送金日後)から1年間

助成対象範囲: 環境問題の解決に貢献すると認められれば、原則、申請プロジェクトに関わるあらゆる費用を認めています。ただし、普段の組織運営に関わる人件費や経費は対象外です。また、建物、土地、車両、ボート等の購入、修理、改造、改築には使用できません。

助成が決まると受けられる非金銭的支援
1.       製品寄付
2.        パタゴニアのウェブサイト、SNS店舗などでの情報発信
3.       インターンシップやボランティアなどを通したパタゴニアスタッフの人的支援
4.       組織能力開発支援プログラムへの参加
5.        パタゴニア日本支社からの戦略アドバイス、ネットワークの紹介 など
※尚、上記支援を必ず受けられるものではありません。

パタゴニア環境助成金プログラムの特徴
 パタゴニアは大胆な直接行動計画と長期的な変化への取り組みを持つ環境保護団体を支援しています。環境危機の根本原因に対処し、環境と影響を受けるコミュニティの両方を保護することを目指す革新的な取り組みを支援しています。私たちは、特定の森林、川、在来野生種、汚染に苦しむ地域社会を保護するためのキャンペーンなど、地域的な闘いが市民の支持を築き、気候変動、生物多様性の喪失、環境正義などのより大きく複雑な問題に立ち向かうと信じています。
 歴史的に疎外されてきたコミュニティを環境保護運動の最前線に導き、環境の搾取によって健康と生活が脅かされているコミュニティを守る活動を奨励しています。パタゴニアは、真の変化への最も直接的な道は草の根のムーブメントを築くことだと信じています。資金援助は強力な支援基盤を持つ、または構築できる組織に重点を置いています。パタゴニアは非公開企業であるため、一風変わった団体に資金援助する自由があり、小額助成金が最も効果的であると考えます。

パタゴニアについて
公式サイト https://www.patagonia.jp/home/
 「私たちは、故郷である地球を救うためにビジネスを営む。」をミッションに掲げ活動しています。パタゴニアは1973年にイヴォン・シュイナードが創業した、米国カリフォルニア州ベンチュラに拠点を置くアウトドア・アパレル企業です。Bコーポレーション認証を取得しており、1% for the Planetの加盟企業です。パタゴニアは製品品質の高さと環境保護活動において国際的に高く評価されています。独自の所有形態によって、事業に再投資されなかった利益を配当金として地球を守るために分配します。