【助成金情報】立ち止まり対話するための助成金「AKBN(アケボノ)ファンド」

認定NPO法人アカツキは、NPO団体の事業推進ではなく、ミーティングや会議にしっかり時間をかけるための資金を拠出します。

一般的な NPO 向けの助成金や補助金は、新規事業開発や事業推進のための資金であることが多く、中には職員の人件費に使えないものもあります。そのため申請・取得のタイミングや量を間違えてしまうと、イベント実施や報告書作成といった目の前の仕事に追われ、準備や振り返りのような、組織にとって土台となる大切なこと・大切なひとに目を向けることができないまま、時間が過ぎてしまうことも少なくありません。
そこで本助成金プログラムは組織基盤整備の根本として、すぐ側にいる理事・職員・支援者と対話するために、立ち止まり、足元を確認することを目的に設立されました。「短期的な成果や収入に結びつかないが長期的に見て重要な取り組み」に必要な、管理部門の人件費やその他の費用を助成し、支援を行う制度です。

◇対象となる取組例(対象団体)
A.「想い」と向き合う(対象は全国の民間非営利組織(NPO法人・社団法人・財団法人・任意団体等))
・メンバー間の相互理解を促進するための、合宿や茶話会等の「交流」
・組織の想い描く、社会や地域の暮らしを言語化し、「共有する」
・これから出会いたい、新メンバーのイメージを「明らかにする」
・数年先までの方向性を検討し、「中期計画を立てる」
B.「数字」と向き合う(対象は福岡県内に主たる事務所をおく民間非営利組織)
・日々のお金の出入りを適切に記録する、「仕組みづくり」
・決算時期に慌てず、スムーズに集計するための「準備」
・自分たちが何を大切にしているかを考え、「予算計画を立てる」
・事務所内のファイル管理や、整理の仕方を「検討する」

◇助成期間
採択決定後(2024年7月下旬予定)から2025年3月31日までのうち、3〜8ヶ月程度

◇応募締め切り
2024年7月7日(日)23:59

くわしい募集要項と公募説明会等は、認定NPO法人アカツキのサイトをご覧ください。